JAオホーツク網走のごぼうは、肉質が軟らかく、香りも良く、約75haを栽培しています。市場では、高い評価を受けており、主に関西方面へ出荷しています。
■腎臓機能を高める「毒消し食品」
ごぼうを食用にするのは日本人だけで、中国では種も葉も根も薬用として利用されています。
栄養学的には栄養価値の少ない食品ですが、薬効では体の老廃物を分解して腎臓機能を高めるので「毒消し食品」とも言われ、利尿、むくみ、血液を浄化して全身の働きを正常にする食品でもあります。
含有成分中のアルギニンは性ホルモンの分泌に役立ち、スタミナを保ち、整腸力が強いので「腸の清掃食品」とも言われています。
■ごぼうの効用
便秘・・・腸の蠕動を高めます。
利尿、腎臓機能の正常化、むくみ、解毒、貧血、強壮、大腸癌の予防、糖尿・動脈硬化の予防、肥満防止
■品種と特性(特徴はスの入りの遅さ)
アザミに似た白か紫の花を咲かせるごぼうは、キク科・ごぼう属の2年草。
ヨーロッパからアジアにかけて6種類存在しますが、食用となるのは1種類のみで、栽培されているのは日本だけです。
■加工・調理適性
ごぼう本来の味や香りは外皮に多く含まれています。
土を洗い落とし、皮をむかずにタワシでこするか包丁の背でこそげ取るようにします。
アクを抜くには、刻んだ端から酢水につけて晒すのがポイント。
ただ何度も水を取りかえると、風味が抜けるのでほどほどに。
1.播種作業(5月上旬~中旬)
~トレンチャーという農機で、土壌を均一に砕土した後に、種を播きます




白いロール状のものは、シーダーテープというもので、ロールに巻いているひもの中にごぼうの種が付いています。
ひもごと土に埋めていきます。
※ひもは土壌の水分で融けて、やがては種だけになります
ひもごと土に埋めていきます。
※ひもは土壌の水分で融けて、やがては種だけになります


播種から半月後、芽が出揃いました(6月6日)

収穫時期と地温を調整するため、一部のごぼうには被覆資材を使います


播種から1ヶ月半後の生育状況です(7月6日)


被覆栽培と露地栽培の成長の違いです
被覆が右の写真です
被覆が右の写真です


播種から2ヶ月半後の生育状況です(7月30日)
葉が大分大きく成長しました
葉が大分大きく成長しました


播種から3ヶ月後の生育状況です(8月16日)
人の腰回りほど高くなりました
人の腰回りほど高くなりました


大変大きな葉に成長し、60cmほどになりました。
2.収穫作業(9月上旬~10月上旬)


収穫する前に、先に茎葉を切ってしまいます


収穫開始です
ごぼう収穫専用のハーベスターという農機です
ごぼう収穫専用のハーベスターという農機です


1)ごぼうの回りにある土を除けると、頭が出てきます


2)そのごぼうの頭をベルトで挟み、上へ持ち上げていきます



3)収穫と同時に荒選別も行いながら、


4)コンテナへきれいに並べていきます

5)ごぼうの入ったコンテナをトラックに積み、選果場へと運びます
選果作業(9月~12月)
※1日約1,500ケースの選果が行われます


1)ごぼうが入ったコンテナをフォークリフトで選別機械に載せます


2)ごぼうはベルトコンベアに整列されて、機械で頭と根の部分がカットされます


その後センサーを通過し、太さと長さが判別され、




3)更に手作業にてサイズや等級ごとに選別し、箱詰めされます。


4)梱包機で自動的にバンドがかけられて、



5)パレットに積み上げていきます
1箱10kgになります
ごぼうは主に名古屋・大阪方面へ出荷されます
1箱10kgになります
ごぼうは主に名古屋・大阪方面へ出荷されます










